何事もバランスが大切 札幌東区の婦人科系サロン
東洋医学では、
『物事には全て陰と陽がある』
と言われています。
例えば
・夜があれば朝がある
・火があれば水がある
・表があれば裏がある
・夏があれば冬がある
・男がいれば女がいる
・女性でも男性の面があり、
男性でも女性の面があります。
このように万物には全て陰陽が存在し、
常に揺れ動きながら互いにバランスをとっています。
どちらかに100%になる訳でもなく
0%になる訳でもありません。
感情面で言いますと
・陽に傾くのが強い時
何事にも前向きでヤル気が漲る状態
・陰に傾くのが強い時
塞ぎがちで何もしたくない状態
この陰陽どちらか片方に長期間傾くと
精神のバランスは崩れて心の病気となります。
陰陽二つの感情が半々で
バランスの良い状態を中庸と言います。
人は、常に中庸であり続け、
多少のことに一喜一憂せず感情の
乱れのない日々を望んでいる事かと思います。
私もその内の1人です。
どうして自分の感情がコロコロ
変化してしまうのかと
悩んだ時期もありました。
でも、それで良いんです。
それが人間らしく自然な事。
東洋医学の『陰陽論』のように
万物は常に変化し続け、止まることはないんです。
=人の感情も常に変化し続け、
昨日と今日で、同じ感情の人はいません。
だけど、中間に戻ってこようとする努力も大切。
陰にも陽にも完全に染まる事のない努力。
そこに戻って来れるのであれば
一時的にどちらかに
染まってしまっても大丈夫です。
何事にもバランスって本当に大切ですね。
シンプルな事だけど奥が深い。
『陰陽論』これを頭の片隅に
少し覚えておくと、
必要以上に自分を責める事なく、
自身の感情を穏やかな気持ちで
見つめる事が出来ると思います。