東洋医学を愛する鍼灸師のblog🌸

鍼灸師、1児の母。東洋医学をベースに心のあり方や健康・美容法など綴っています✨

鍼灸は心に響きます

鍼灸=肩凝り・腰痛・膝関節痛などの整形外科的な疾患を治療するものだと思っていませんか?

 

実際、マッサージなどでも

効果が感じられなかった方が通う場所

という風に思われている方が多いような気がします。

 

鍼灸の保険適応疾患にも

・1神経痛

・2リウマチ

・3頸腕症候群

・4五十肩

・5腰痛症

・6頸椎捻挫後遺症

と定められています。

 

さて、そもそも鍼灸とは

五臓六腑のバランスを整える事。

 

五臓六腑については、後に詳しく

書きますが、簡単に言うと東洋医学でいう

身体の内臓全体の事です。

 

五臓が調和すると、肉体の問題だけではなく

心にも影響を与えます。

心が明るくなり、積極的になり、

何事も前向きな気持ちになります。

東洋医学では

★精神は五臓に在るという

『精神五臓論』とも名付けられています。

 

五臓が不安定に働けば、

精神的にも不安定、こころの病が生じます。

 

心の病はとても複雑で繊細なので

改善するには、

心の病の根本となる『原因』を

取り除くのに時間はかかりますが、

暗闇の中で塞ぎこんでいた心に

光を注ぎ込む事が鍼灸で出来ると思います。

 

今よりも心が明るくなり、

積極的になり、前向きになる

お手伝いをしたいと思います。

 

心と身体。どちらも繋がっている

運命共同体』です。

 

日本は先進国で、平和で豊かな

何不自由ない生活を送っていると思います。

しかし、1年間で30000万人の人が

命を絶っています。

交通事故で5000人なので

その6倍の数値ですね。

 

戦争も飢えもないけれど、

人々の心には命を絶つ事しか

選択肢がない程の積み重なった傷を

心に抱えているのでしょうね。

 

 私はいつも苦しい時、悲しい時

自分に言い聞かせる言葉があります。

自分は『生かされているという事』

 

生かされているから、

生きなきゃいけない。

死ぬっていう選択肢はないという事。

 

人生に意味や目的何てないです。

だから、失敗したって大した

問題じゃないです。

 

ただ『死ぬ』事意外は。